
女神の涙TRUE
帝都の夜は眠らない。重く圧し掛かる闇の中を、鋭く駆け抜ける者達がいる。彼らは気高く曲らない信念を持ち、高みを目指す。夢か野望か…紙一重の、或いは同義の想いを滾らせる。そしてここにまた若い想いが一つ…勝気な駆け出しシティシーフのセイル。彼は幼馴染のシーナと共に熱烈に売り出し中。しかし熱い想いとは裏腹に冴えない日々を送っていた。そんな日々の中で舞い込んだ一つの依頼。それは二人を大きな渦の中へ。巻き込まれたのか、自ら飛び込んだのか?いずれにせよ、帝都の闇は深さを増して行く…